From Factory

2010.03.27

ご報告

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2010年3月21日 春分の日。
  
私たちの大事な家族であり、看板犬であるソックスの命日になりました。
14年と10カ月、ずいぶん長生きしてくれました。

アズクラフトの誕生からずっと一緒。
作りかけの家具の横で寝ていたり、お客さんの膝の上にいたり。

気ままに過ごしてくれているように見えましたが
晩年 体があちらこちら不自由になってきても
まったく気にしているふうには見えない、そんなソックスに
私たちがどれほど救われてきたことかと思います。

いつも傍らにいてくれたソックスがいなくなっただけで
いつもの風景全部が、なんだか違って見えてしまいます。
  
二人と一匹で、家と工房を行ったり来たりの生活。
これからはちょっと寂しくなりますが
ソックスが頑張って「看板犬」してくれていたこの店で
これからも丁寧に、もの作りを続けます。
  
  
工房に立ち寄っていただき、ソックスをかわいがってくださった皆様、
ブログなどでソックスの様子を気にかけてくださった皆様
これまでにソックスがお世話になったすべての皆様に
心よりお礼申し上げます。
  
ありがとうございました。

亡くなってから荼毘に付すまで、わずか二日の間でしたが、
彼の亡骸の周りには、戴いた花がたくさん飾られました。
あらためて、ソックスがいかに多くの人たちに愛されていたのかを
知らされました。

飼い主の私たちから見ても、皆さんに可愛がっていただいて
ソックスは本当に「しあわせ者」だったと思います。

もちろん、そんなソックスと一緒に過ごせた私たちもです。

これからも、二人と一匹の魂(!?)で前進してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


アズクラフト 「あ」&「さ」

  
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2010.03.19

春のかおり

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工房の近くのスーパーマーケットに、時々夕飯の買い物などに行きます。

その帰り道、いつもの細い路地を
「買い過ぎた…。重い…。失敗した…。」
と、後悔しながら歩いていると、ふわ〜っといい香り。

沈丁花。

その少し先に桜草、

そして梅の木も。

甘い香りが後悔の念すら吹き飛ばしてくれました。。


   * * * * * *


幼稚園の頃、散歩中に普段無口な父が「沈丁花」の名前を教えてくれました。
4歳くらいの子どもにしては渋い花の名前をタンポポやチューリップと
並んで知っていることがその頃のちょっとした自慢でした。


教師をしていた20代の頃。
私が働いていた小学校は、毎年5年生が秋から桜草を育てていました。
毎日交代で水やりし、春には学校中ピンクの花が揺れ、香りに包まれました。

6年生の卒業式では、卒業証書をもらう壇上で門出を祝い、
入学式には新1年生が初めて歩く花道を飾り、かわいい子どもたちを引き立ててくれました。


花の香りにもちょっとした思い出があります。。
  
  
上の写真は5月のデンマーク。
移動のバスから、飛行機で上空から見えた菜の花畑は見事でした!
こちらは香りではなく、鮮明な色の記憶となりました。
    
  
「さ」
  
  


2010.03.12

骨休め

先日、実家の両親と職人さんと箱根に行ってきました。
久々の旅行で骨休めです。(一泊でしたが・・・)

2月に気温が20度を超えるような日もありましたが、
この日は朝からしとしと降っていた雨が、みぞれに。
そして夜には雪になりました。

出発前は、天気予報を気にして「残念だな。」
なんて思っていましたが、
雪の露天風呂は生まれて初めて。
静かで、想像以上にすてきで、
体も心も芯からゆっくり温まりました。

箱根の関所、美術館をめぐり、最後には10年ほど前に
立ち寄った甘酒屋さんを再び訪ね、
おじさんに「覚えてるよ!!」なんて言われ(笑)、
温かい甘い1杯をいただき帰ってきました。
  
  
  
箱根登山電車…2両編成、懐かしいデザインのままの車両がかわいい!
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箱根の山のバス停…これもみんな可愛かった。。
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雪の箱根
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ところで、春は寒暖の差が激しいですね。
こんな写真を載せている今日はぽかぽかの日和です。
体調を崩さないよう、気をつけないといけませんね。
  
  
「さ」
  
    

2010.03.06

食器台

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我が愛しき老犬の衰えが激しいのです。

目はほぼ見えていない、耳は全く聴こえていない、後ろ足はますます立たない等々

下のお世話もますます大変です。

食事も介助が必要なのですが、自分で出来る限りやらせています。

本人のため。

ちょっとでも食べやすくなるよう、チーク材で食器台を製作しました。

日にもよるのですが、衰えてもなおガツガツと食べる姿は圧巻。

肉食系男子万歳、です。
 
 
「あ」
 
 
 

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